紙コップアートから

〜充実した秋になることを願って〜

園長 六平 優子

 

　９月にエントランスで行いました、紙コップアートですが、お迎えのお忙しいお時間に、ご協力をいただきまして、ありがとうございました。

 

　ねらいを持って取り組むことで、共通の繋がりができ、慌ただしく過ごしてきた一日の終わりのちょっとした親子の時間を、誰よりも子ども達が楽しみと共に一日を終えられたことが嬉しそうでした。

　初めは平面に広がるように増えていった紙コップですが、自分のコップを密かに探しながら積み上げていくことを毎日楽しんでいた親子の姿や、高くなると傾き始め倒れそうだけど、「隣の高くなっているコップとくっつけると、倒れないよ」とお互いで支え合い、安定することでホッとし、「これ以上くっつけると倒れるかも!?」と、時にはスリルを楽しむ姿がありました。日々変化していく形と気持ちの動きを楽しみ、それぞれが考えたり、思ったりしながら、積み上がり繋がりました。

　物をとおして人が繋がり楽しめたひと時でした。

活動としては、ここで一休みしますが、ここで感じた繋がりを保育の時間、親子の時間にも見られる日々であったらいいなぁと思っております。

充実した秋になることを願っています。