「健康のために」

園長　六平 優子

　「過ごしやすくなりましたね」、をとおり越し、「寒くなりましたね」と季節が急激に変化し、世間では感染症が急に流行し始め、寒暖差に体の対応も大忙しです。

　元気に楽しく冬を迎え過ごせるよう、今からでも「早寝早起き」「栄養バランスを考えた食事」「入浴」「睡眠」の当たり前のことをあえて意識しながら生活をしましょう。

 

　子ども達は生活リズムが整うと、朝から頭も身体もフル回転して、保育園でも有意義な遊びの時間を過ごすことができます。

体験や経験が増え、自分で考えること、行動することの成長に繋がっていきます。

　何事も崩れるのはあっという間ですが、正していくのはとても時間がかかります。

意識して生活することで、気が付けば習慣化され、充実した一日に繋がっていくはずです。

　皆が楽しく健康ですごせますように・・・。

紙コップアートから

〜充実した秋になることを願って〜

園長 六平 優子

 

　９月にエントランスで行いました、紙コップアートですが、お迎えのお忙しいお時間に、ご協力をいただきまして、ありがとうございました。

 

　ねらいを持って取り組むことで、共通の繋がりができ、慌ただしく過ごしてきた一日の終わりのちょっとした親子の時間を、誰よりも子ども達が楽しみと共に一日を終えられたことが嬉しそうでした。

　初めは平面に広がるように増えていった紙コップですが、自分のコップを密かに探しながら積み上げていくことを毎日楽しんでいた親子の姿や、高くなると傾き始め倒れそうだけど、「隣の高くなっているコップとくっつけると、倒れないよ」とお互いで支え合い、安定することでホッとし、「これ以上くっつけると倒れるかも!?」と、時にはスリルを楽しむ姿がありました。日々変化していく形と気持ちの動きを楽しみ、それぞれが考えたり、思ったりしながら、積み上がり繋がりました。

　物をとおして人が繋がり楽しめたひと時でした。

活動としては、ここで一休みしますが、ここで感じた繋がりを保育の時間、親子の時間にも見られる日々であったらいいなぁと思っております。

充実した秋になることを願っています。

 

「親子での活動が継続力、感性に繋がっていくことを願って」

園長　六平 優子

 

　例年であればプール納め（水遊び納め）が終わり、秋を感じ始める時期ですが、今年はまだまだ夏が続いて、水遊び納めをしてしまうと、暑さで外には出られない生活になってしまうため、まだまだ水の力に縋っての外遊びになりそうです。改めて人間は水がないと生きていけないことを学ばされますね。

　だからこそ日頃から水を大切にしなくてはいけないことを子ども達には伝えたいところですね。

 

　さて、先日先生達との話の中で、子ども達が興味を持って、集中して遊んでいる姿から、９月からこのような活動をしてみようということなりました。

紙コップを使用した協同活動です。エントランスで行います。

 

 ねらい：保育園皆で紙コップ積み上げて形を作っていくことで、どんな形になっていくのか、時間をかけてコツコツ楽しみながら作り上げていく。

 

〜親子での活動、継続力、感性に繋がっていくことを願って〜

 

ルールは

 �@やらなくてはいけないことではありません。

　 できる時に、できる日に、楽しむ。

 �Aどんな形になっていくか親子で楽しみながら行う。

 �B紙コップは、子ども一人に対して必ず一日１個。子どもがもっとやりたいと言っても一日１個です。

 �C大人同士で形を決めないこと。

 

この活動だけで継続力、感性が育つわけではありません。でもきっかけ経験から子ども達の心には刻まれていきます。時間をかけないと育たない見えないものです。

忙しいのに〜、無理だから〜、面倒〜、なんか意味あるの〜の大人の心の叫びはぐっと飲みこんで、一日の中から少しのお時間をご協力頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。

 

「暑」

　　　　　　　園長 六平 優子

 

　酷暑、炎暑、激暑、厳暑、蒸暑、極暑、溽暑、甚暑、猛暑と、まだまだ暑さの厳しさを表す「暑」のつく言葉はありますが、昔から使われているこの暑さを表す言葉は、当時は３０度を超したくらいで使われていた言葉のようです。今は４０度近い暑さの日もあり、屋外に出られない状況が起き始めていることに、もっと危機感を感じなければならないのかも知れませんね。

これからを担う子ども達には、そんな自然のことも伝えていかなければならない時代になったということですね。

　最近は、園庭で蝉の大合唱ですが、蝉の声も暑さのあまり、どことなく必死で慌ただしい気がします。とにかくこの夏を健康で元気に乗り越えなければなりません。

睡眠、食事、入浴と健康に良い、バランスの整った生活を送りましょう。夏の事故にも十分にお気をつけていただき、楽しい思い出をお作りください。

 

「令和７年７月７日」

園長　六平 優子

　笹飾りの準備が始まると、いよいよ夏がやってくるんだなぁと感じています。自然の移り変わりだけでなく、こうやって行事をとおしながらも季節を感じられるなんて、日本はやっぱり素敵なところなのだなと改めて思います。大人だけだと会話に出すだけで終わってしまうことも、子ども達と一緒に過ごしていると、一つひとつのことに時間をかけ、その意味をお話しながら、一緒に作り上げられることが素敵な時間だと実感します。共に過ごす時間の中で、嬉しさや楽しさを共感することで、互いの学びに繋がっています。そんな余裕を持ちながらこれからも進めていきたいと思います。

今年は、令和７年７月７日と７揃い。

特別なお願いが叶ってしまうのでは・・・！？と、ちょっとドキドキ楽しみな七夕です。どんなお願いごとが短冊に込められるのでしょうか。